テレビ会議と聞くと、中には大企業が遠距離の相手とも会議するために使うツールだから、自分には関係ないや、なんて思っている人はいませんか?たしかに現在でもテレビ会議システムのメインは、企業内における会議用のツールであります。しかしながら会議以外にも、外国語教育において有効な教育ツールとしても、テレビ会議システムは注目されつつあります。また医療においてもテレビ会議システムは、評価されつつあるのです。
企業では、テレビ会議の導入が増加しているようです。インターネットで検索してみても、たくさんのテレビ会議システムを取り扱う会社のホームページが出てきます。インターネットの環境整備が急速に進化したため、テレビ会議のシステムも益々進化しています。導入しようとする際は、テレビ会議が本当に必要か、どのように使用するのが一番効果的かを検討する必要があります。
まずは、テレビ会議を導入する目的について考える必要があります。海外・国内の拠点との会議で使いたいということであれば、どのくらいの頻度で開催されるのか、出張するよりも効率的であると言えるかなどの検討が必要です。費用の面なども考慮して、テレビ会議を導入した方がコスト削減になるのかということについても考える必要があります。
せっかく導入したのに、テレビ会議システムを使わなくなってしまったと言う場合もありますが、これは導入の目的をはっきりと決めておかなかったために起こることです。導入するのであれば、当初の目的以外でも用途を広げることができないかどうかの検討も必要です。例えば、取引先との会議にも使用したり、社内の研修に使用したりなどすることもできます。
テレビ会議をうまく導入すると、コスト面での利点が期待できます。例えば、頻繁に遠隔地へ出張が必要だった場合には、交通費と宿泊費が必要となりますが、テレビ会議になれば、出張費用が削減できます。国内はもちろん、海外への出張費用も削減することができます。会社全体で考えれば、出張費を抑えることができるのは、大きな利点と言えるでしょう。
テレビ会議で得られる利点は、コスト面だけではありません。まず、時間のロスが削減できます。出張に行くと、移動時間のロスが発生しますが、テレビ会議ではリアルタイムに打ち合わせなどをすることができるため、時間的ロスがありません。また、映像も伴うため、やり取りの際に生じやすい認識の違いやイメージの違いなども起こりにくくなります。
テレビ会議システムには、専用機を使うものと、ソフトウェアベースで導入できるものがあります。ここでは専用機を使うものについて解説します。テレビ・プロジェクターなどに、テレビ会議専用の端末をつなげて行う方法です。専用機を使ったテレビ会議では、映像や音声が安定している、操作が簡単という利点があります。
ソフトウェアを利用したテレビ会議システムは、専用機に比べ、やや不安定ではあるものの、インターネット環境の整備により、価格が安く、導入しやすいうというメリットがあります。各自のパソコンにカメラを取り付けるので、1対1の打合せを行う場合に向いています。また、パソコンの知識も必要になりますし、OSの性能にも依存します。
テレビ会議を行うには、映像と音声を相手に送る必要がありますので、そのための機器が必要となります。まず、自分の姿をうつす為に、カメラが必要です。上下左右動くような人物をとらえるカメラ、資料などを写す資料用のカメラがあります。また、音声を拾う為に、マイクも必要です。システム自体にマイクが付属していることもあります。
テレビ会議では、写した映像、拾った音声を相手に送る時には、集めたアナログデータをデジタルデータに変換し、圧縮した上で相手に送ります。この役割をしているのが、コーデックと呼ばれる機器です。コーデックは、逆に、相手からのデジタルデータをアナログのデータに変換する機能もあります。もちろん、映像を写すモニター、音声を出力するスピーカーも準備が必要です。

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